こだわり

いい家を建てたい。だからどうしてもこだわりが出る。
私たちはお客様に、「快適に過ごして欲しい。そして、安心して住んで欲しい。」という想いを持っています。だから「いい家」を建てたいと思っています。
では、どんな家がいい家なのでしょうか。人それぞれ考え方にもよるので判断が難しいところです。

しかし売れるからと言って、
「見た目だけが格好のいい家」
「豪華に見える設備がある家」
「価格を優先するために見えないところで質を落とす家」
を建てたいとは思いません。
私たちは、家づくりにこだわりを持っていて、いい家をつくるためには先に挙げたような安易な妥協はしたくないと考えています。

そんな私たちだから、丈夫で長持ちする家、住む人が気持ち良く快適に過ごせる家であることがいい家の必須条件だと考えています。
だから見た目だけでなく、分かりにくい所や目立たないところも手を抜きたくなくて、どうしてもこだわってしまいます。

しかしどれだけ性能や品質が良くても、住みにくかったり、その人のライフスタイルに合わない家であればいい家とは言えませんし、金額が高すぎればただの理想論です。

また反対に、住みやすい間取りであっても、建物の品質・性能が悪く、すぐに建て替えなければならないような家では、やはりいい家とは言えません。

価格は安ければ安いほど良いとは思うのですが、品質と価格のバランスの良い家が私たち創建舎の目指す家づくりです。

いい家づくりの条件とはどんなことでしょう。
ひとつは、ハード面での、耐震性や断熱性、耐久性といった「建物自体の品質・性能」に関する事柄でしょう。
この事柄は、お客様の生命と財産を守ることが大前提ですので、高額な建物、建物の大小にかかわらず、同じでなければならないと考えます。

工法については、「この工法がベストです。」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、私たちは、お客様の要望を聞き、お客様にとってベストな工法を選びます。

私たちは、建築のプロとして、どんな工法にも精通した技術者集団です。

さて、いい家の「うつわ」をつくることはできました。でも、「うつわ」だけでは「いい家」にはなりません。
この「うつわ」に「なにをどうやって盛り付けるか」が大切です。

つまり「生活しやすい建築プラン」をどう考えるのか、ということです。生活しやすいプランをつくるのには少々時間がかかります。

具体的な要望を満たすよう考えることはもちろんですが、その人のライフスタイル・好み・考えを考慮してプランニングする必要があるからです。だから、当たり前のことですが、1棟1棟、建てる人の個性がでてきます。

そのような家は大量につくることはできないので、どうしても年間の建築棟数には限りができてきます。施工能力としてはもっと建てることはできますが、それをすれば「お客様と関わる密度」が薄れ、生活しやすい家を建てることができなくなってしまいます。
また、建築棟数をあまり増やしてしまうと、現場管理がおろそかになり、施工品質を落としてしまうことになります。

私たちが自信を持っているのは「丁寧に施工をする力」「お客様の希望にこたえるプランニングする力」です。
こればかりは説明が難しく、上手に伝えられないのが残念です。

しかし、規模の大きな会社やハウスメーカーよりは、より密度の濃い「お客様のための家づくり」をすることができると思っています。
「高品質でこだわりのあるいい家をつくりたい。」この言葉が私たちの切なる願いです。